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刀根瑛昌
トップページ > ニュース > 2015年5月 > 越前がになど初競り、市場に活気 福井市中央卸売市場が再開
福井県福井市中央卸売市場=同市大和田1丁目=で5日早朝、初競りが行われ、魚介類や青果、花などの流通が一斉に始まった。寒さを吹き飛ばすような威勢のいい競り人の掛け声が響き渡り、市場に活気が戻った。
午前5時、鐘の音を合図に水産物部の初競りがスタート。福井県沖などで捕れた越前がに(ズワイガニやセイコガニ)をはじめ、嶺南産のブリや富山産のサバ、東北産のヤリイカなど約60種類の魚がずらり。仲卸業者らが競り人の掛け声に合わせて指で価格を示し、次々と競り落としていった。
福井中央魚市によると、昨年より3トン多い18トンの鮮魚が競りに掛けられた。競り値は例年並みだった。
競りに先立ち初市式が行われ、東村新一市長があいさつ。同社の三木讓社長の音頭で三本締めを行い、市場のさらなる発展を願った。青果部、花き部でも初競りが行われた。