「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
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漁が解禁された冬の日本海の味覚、越前がにを味わう「三国温泉カニまつり」が13日、福井県坂井市の三国サンセットビーチ駐車場で始まった。新鮮なカニの販売やガサエビ鍋の無料振る舞いに、朝から大勢の客でにぎわった。14日まで。
「越前がに大漁市場」コーナーには、町内の鮮魚店がズワイやセイコガニをずらりと並べた。アカガレイやフクラギ、イカなど新鮮な海の幸も販売され、家族連れらが品定めしていた。毎年恒例のガサエビ鍋も人気で、長蛇の列ができていた。
そのほか、カニめしやカニ雑炊、セイコガニが1匹入ったカニ汁などの販売もあり、訪れた人はカニづくしの料理に舌鼓を打っていた。ダイコンやネギ、ハクサイ、花らっきょなど地元の野菜、特産物の市も開設された。また、小舟に温泉を入れた足湯コーナーも用意され、親子連れらが楽しんでいた。
14日は午前6時から午後4時半まで。ガサエビ鍋は午前9時半、同11時半、午後1時半の計3回、300食ずつ配られる。