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刀根瑛昌
トップページ > ニュース > 2010年11月 > 越前がになど福井ブランド発信 20日から東京で催し
福井県自慢の旬の味覚や伝統工芸品を、東京都新宿区の神楽坂通りに一堂に集めた「ドーンと福井in神楽坂 越前・若狭まつり」(県、若狭湾観光連盟主催、福井新聞社共催、関西電力協賛)が20、21の両日開かれる。今年で3回目。全国から観光客が訪れる街歩きのメッカで、福井ブランドを発信する。
神楽坂は、江戸時代に小浜藩が構えた屋敷と江戸城の牛込御門を結ぶ登城道として整備されたのが起源とされる。
イベントでは、地元の神楽坂商店街の協力を得て沿道に各PRコーナーを設置。メーン会場となる赤城神社境内では、越前がにやサバずしなど特産品の試食・販売会を開く。若狭ふぐの振る舞い鍋を両日4回にわたり用意し、先着50人ずつの来場者に提供する。若狭塗の伝統工芸士が若狭塗箸(ばし)の製作を実演するほか、研ぎ出し体験の希望者を受け付ける。
21日には時代衣装の武士役らが通りを練り歩く「登城行列」が披露される。来年のNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」にちなみ、浅井3姉妹の着ぐるみも参加し、本県とのゆかりをアピールする。
このほか会場には、恐竜のフクイラプトル全身骨格模型を展示し、県内観光地のPRコーナーを設置。越前おろしそばやへしこパスタなどの「ふくいグルメ」が販売される。若狭ふぐなどの特産品が当たる抽選会、会場内4カ所を巡るクイズラリーなどの催しもある。