「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 2011年12月 > 大賞中野君(越前中)ら表彰 蟹と水仙の文学コンクール
本年度の「蟹(かに)と水仙の文学コンクール」(福井県越前町主催、福井新聞社共催)の表彰式が19日、同町越前体育館で行われた。壇上に越前水仙が飾られた華やかな会場で、入賞者の優れた感性をたたえた。
俳句、詩の両部門で大賞8点、奨励賞16点、佳作37点が選ばれた。式には詩の中学生の部で大賞に輝いた中野斗夢君(越前中3年)ら23人が出席し、関敬信町長らから賞状と副賞を受け取った。大賞受賞者が壇上で作品を発表した後、選者を代表して俳句は加畑霜子さん、詩は岡崎純さんが選評を述べた。
同コンクールは、文学を通して越前がにや水仙など越前町の魅力をアピールしてもらおうと毎年開催している。「蟹」「水仙」をテーマに小中高、一般の部で詩と俳句を募集。俳句は3836句、詩は869編が寄せられた。