「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 2011年7月 > 福井県の食、工芸PR 名古屋で物産展始まる
福井県の特産品をPRする「越前・若狭の物産と観光展」が10日、名古屋市中区の百貨店「丸栄」で始まり、初日から旬の味覚や工芸品を求める買い物客でにぎわった。16日まで。
県と県物産協会が開催し、今回で23回目となる恒例のイベント。同協会の会員企業を中心に、県内の52社が出店している。会場となった催事場には本県の特産品が並べられ、スタッフらが商品の説明をしながら販売している。
水産物コーナーでは、海の幸を使った弁当やすしに人気が集まったほか、看板商品の越前がにや若狭ふぐ、今年はガサエビと呼ばれる地元でも人気のエビもお目見えしている。
また、羽二重もちや酒まんじゅうなど本県の銘菓、地酒、工芸品などを幅広くそろえたほか、本県の観光地などの紹介も行っている。会場内の飲食コーナーでおろしそばやソースカツ丼も提供している。
3月9~14日には、大阪で同イベントを実施する予定。県観光振興課は「食べ物や伝統工芸品に興味を持ってもらうことで、福井への誘客や、商品取り寄せなどの販路拡大につなげたい」と話している。