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刀根瑛昌
トップページ > ニュース > 2011年6月 > 越前がにのポーズで演舞披露 ソーラン祭り出場本県チーム
北海道で11、12日に開かれる第20回YOSAKOIソーラン祭りに参加する本県合同チーム「い~座ぁ」の最終合同練習が8日夜、福井県福井市の福井テレビで行われた。本番に向け隊列や細かい動きを念入りに確認した。
今年は東日本大震災復興支援大会として開かれる。本県から大会に臨むのは公募の18人(男性8人、女性10人)で、最年少は福井市の坂井亮祐ちゃん(3)。兄の凛太郎ちゃん(5)と父母の4人で参加する。
最終練習でメンバーは「新風の唄Laイッチョライ」の軽快な曲に合わせ、キレのある動きを披露。本番さながらに「ヨイヤッサー」と威勢のよい声を出していた。
振り付けを担当した栗原美幸さんと位寄(いき)由紀子さんによると、今年の踊りには足羽川の流れや、越前がにのポーズなど福井にちなんだ動きを取り入れている。見る人も簡単に踊れて、楽しめるという。
衣装は県提供の生地で作った。越前がにをイメージし赤色がメーン。背中には「福井」の文字が入っている。チーム代表の海崎啓子さんは「福井も豪雨で全国から支援を受けた。力いっぱい踊って被災地に元気を届けたい」と張り切っていた。
今年のYOSAKOIソーラン祭りには全国から284チームが集う。本県チームは11、12日、札幌市内の7会場で演舞を披露する。