「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 2011年6月 > あつあつ越前ガニ鍋振る舞い にぎわう水仙まつり
越前海岸の岸壁に広がるかれんな水仙―。第二十二回水仙まつり(越前海岸観光協会連合会、福井新聞社主催)は、大勢の観光客が訪れ、白い清そな花とさまざまな歓迎イベントを楽しんでいる。
これまでに福井県越廼村が「水仙まつりインこしの’97」、越前町が「水仙・カニフェア」を開いた。イベントの一番人気は水仙の無料配布。二町村でも、用意された水仙は瞬く間に無くなった。
冬の味覚の王様、越前ガニも呼び物のひとつ。越廼村では抽選でゆでたてカニをプレゼント。越前町でもあつあつのカニ鍋(なべ)が振る舞われ、ぜいたくな味を楽しんだ。
ミス水仙の五人も元気いっぱい。重油漂着の暗いニュースを吹き飛ばせとばかりに会場を駆け回り、優しい笑顔の”花”を振りまいている。
越廼村、越前町の後を引き継ぎ、河野村は三日から「荒波フェスタ」を開催。八、九日には特産市などが行われる。