トップページニュース2011年5月 > お待たせ越前がに県内初水揚げ 越前町、坂井で80隻出漁

お待たせ越前がに県内初水揚げ 越前町、坂井で80隻出漁

2009年11月07日

解禁

漁船に次々と水揚げされる越前がに=6日午前4時50分、越前町沖合  日本海の冬の味覚の王者、越前がに漁が6日、解禁された。福井県内からは越前町や坂井市三国町などから約80隻の漁船が出漁。各漁港には次々とカニが水揚げされ、シーズン到来を告げた。

 越前町の各港からは5日夜、小型底引き網船と沖合底引き網船の計52隻が出港した。高矢孝祐船長(50)=越前町高佐=の「高砂丸」(19トン)は、6日午前0時過ぎから漁を開始。網には大量漂着している大型クラゲ(エチゼンクラゲ)も入ったが、大きな影響はなく次々とカニを引き揚げた。

 午後3時までに26隻が続々と帰港、カニを水揚げすると再び漁へ出ていった。午後5時に大樟漁港で初競りが始まった。

 同町漁協によると、初日の水揚げ量は雄のズワイが1470匹、雌のセイコが8万2千匹。帰港する船が少なく全体量は減ったが、1隻当たりはやや多め。競り値は、雄が6500~2万5千円、雌が600~2千円ほど。昨年に比べやや高めだという。

 坂井市の三国漁港からは三国港機船底曳網漁協所属の底引き網漁船13隻が出港。6日は11隻が帰港した。ある船主は雄雌とも例年より少なめで、大型クラゲは多いときで一網に50~60匹かかったと話していた。

 初競りは午後6時ごろから行われ、県漁連三国支所によると雄が5千~5万5千円、雌が400~3500円と昨年より安値となった。


関連するニュース

全て見る

おすすめの宿

おすすめの宿一覧

割烹旅館 越前満月

割烹旅館 越前満月

広大な敷地にわずか9室をしつらえた木造平屋造りの宿。広々とした部屋、和の庭園、贅を尽くした露天風呂付客室がお迎えします。

光風湯圃 べにや

光風湯圃 べにや

3年の構想を経て再建された"老舗旅館"

おすすめの料理店

おすすめの料理店一覧

長者町 いわし屋

長者町 いわし屋

至高のゆで蟹の秘密は絶妙のゆで時間

らでん

らでん

越前がにを極めて30年以上。県内一のかに問屋が営む日本食レストランで、越前海岸と同じ最高の鮮度と味のカニを楽しめる。

旬味 泰平

旬味 泰平

四季折々の旬の味覚を楽しめる店。越前がにを引き立て、より美味しく味わうための“合間の一品料理”にもこだわるおもてなし。

越前がに職人

一覧

漁船と連携し品質を判断

田村幸次

詳しくはこちら

越前ガニのおすすめ料理

おすすめ料理一覧

越前ブイヤベース

越前ブイヤベース

4人分

越前がにの甲羅のうまみが絶品