「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 2009年11月 > 越前がに漁終了で感謝祭、三国漁港 カニのみそ汁など振る舞い
今シーズンの越前がに漁が二十日に終わるのを受け、三国温泉カニまつり実行委員会などは二十二日午前九時から、福井県坂井市の三国漁港で「感謝祭」を開く。来場者にカニのみそ汁やエビの塩焼きを無料で振る舞うほか、同港で水揚げされた鮮魚を安値で販売する。
昨年十一月に行った同まつりの来場者に感謝の意を伝えるとともに、甘エビやガサエビなど、カニシーズン後の三国の海の味覚をPRしようと、初めて企画。
カニや白菜、ネギなどをふんだんに使ったみそ汁と、炭火で焼いた甘エビとガサエビのセットを、それぞれ六百食ずつ、午前十時と午後一時の二回に分けて無料で振る舞う。
またズワイガニやミズガニ、甘エビ、ガサエビ、カレイ、ハタハタなど、同港で水揚げされたばかりの鮮魚を、市場価格の二―三割引きで販売する。甘エビ、ガサエビのにぎりずしや、甘エビのから揚げも一皿二百円で振る舞う。十一月の同まつりで来場者に配られたチャンスくじを持参した人は、一品が半額になる。
山岸香重子委員長は「鮮度のいい海産物だけを集める。カニはもちろん、カニシーズン後の三国の味覚も堪能してほしい」と話している。