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刀根瑛昌
トップページ > ニュース > 2009年11月 > 福井駅で「市場」冬の味覚が集結 観光客ら越前がになど舌鼓
越前がに、若狭ふぐなど福井県内の冬の味覚を集めた「福井ほんもの新紀行 来てみね市場」(福井新聞社後援)が24日、JR福井駅東口広場と同駅コンコースで開かれた。親子連れや観光客が大勢訪れ、アツアツの鍋や焼き芋といった福井自慢の温かな味に舌鼓を打っていた。
大学やNPO法人、駅前商店街などでつくる「福井まちなか活性化市民協議会」が、昨年11月に続く第2弾イベントとして開いた。福井市、坂井市、あわら市などの飲食店や食品製造業、生産組合などが、東口広場の特設テントに11店舗を開設。あわら市産のとみつ金時を使った焼き芋や焼き鳥、焼きへしこ、県産野菜を使ったコロッケやスープ、地酒などが並んだ。
カニ鍋は、1人前にぶつ切りのズワイガニ半分が入るというぜいたくさで、用意した200人前が完売する人気。東京からの観光客の30代女性は「福井のおいしいものが一度に食べられて得した気分。しっかり味わって帰りたい」とカニ鍋を味わっていた。
同駅コンコースでは、勝山左義長ばやし保存会の演舞も披露された。