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池野政義
トップページ > ニュース > 2007年11月 > 上野樹里が松ケンに越前がに贈る 実は複製、県「後日本物を」
NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」でヒロイン江を演じた上野樹里さんが6日、来年の「平清盛」の収録が行われている東京・渋谷のNHK放送センターを訪れ、主人公清盛役の松山ケンイチさんに「体力的に大変だと思いますが、皆で力を合わせて頑張って」とエールを送った。
10月に撮影を終えた上野さんは「手づくりのお弁当を持ち寄って交換するなどして気分を盛り上げました」と現場の団結力を高めるこつを伝授。松山さんは「食事も気を使っているが、一番大事なのは撮影が長引かずに、時間どおりに家に帰って寝ること」と述べ、笑いを誘った。
2人は江ゆかりの福井県特産の越前がにと、清盛の舞台の一つとなる広島県の名産「熊野筆」の化粧筆を交換。松山さんは「生きることに夢中な清盛を精いっぱい演じたい」と意気込んだ。
「江」は27日が最終回。「平清盛」は来年1月8日スタート。
本物は少し待って
上野さんが贈ったのは「江」の舞台の一つとなった福井県の冬の味覚越前がに。実はレプリカのズワイガニとセイコガニだったが、本物そっくりのカニに松山さんはびっくり。司会者が「きょうが越前がにの解禁日で、本物の水揚げまでにはもうしばらくお待ちください」と紹介すると、会場からも笑いが起こっていた。
今回、記念品に越前がにを提案した福井県は「後日、平清盛のスタッフに本物を贈りたい」としている。