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中野良一
トップページ > ニュース > 2007年10月 > 台湾繁華街で福井県PR ビル壁面に大型広告幕
台湾からの観光誘客促進に向け福井県は1日から、台湾で最大の繁華街である台北市の忠孝(ちゅうこう)復興エリアで、ビルの壁面に大型の広告幕を掲示した。買い物客らに東尋坊など本県の観光地をPRする。
広告幕は縦21メートル、横6メートルの大きさで、31日までの1カ月間掲示する。
ポリエステル製の布地に、セーレン(本社福井市)の独自染色技術ビスコテックスを使って、東尋坊をメーンに越前がにや芦原温泉、三方五湖をデザインした。
掲示に合わせて県香港事務所の駐在員が台湾の大手旅行社を訪問し、広告幕と同じデザインのポスターを配って本県への誘客を働き掛ける。
県国際・マーケット戦略課によると、2009年に県内に宿泊した台湾の観光客数は約6千人で、外国人宿泊客全体の4割近くを占めており、今後も増加が見込まれるという。