「かにまつり」のPRに奔走
池野政義
トップページ > ニュース > 2005年3月 > メルマガ会員に越前がに魅力発信 福井県とじゃらん連携
越前がにのシーズンに合わせ、福井県はインターネット宿泊予約サイト「じゃらんnet」を運営するリクルートと連携し、同サイトのメールマガジン会員に、越前がになど本県の冬の味覚を発信する企画を展開している。宿泊プランも紹介し、県外からの誘客に力を注ぐ。
県は本年度から、大手宿泊予約サイトを活用した観光PRを始めた。9月には楽天トラベルのサイト上で秋の海の幸を特集するコーナーを開設しており、じゃらんnetは第2弾となる。
じゃらんnetの関西、中京のメールマガジン会員約90万人を対象に、10月末から1月中旬にかけ、越前がに漁や冬の食イベント情報などを定期的にメール配信。「冬のふくい 丸ごとナビゲーション」と銘打った県専用のホームページ(HP)アドレスも添付している。
HPでは越前がにを特集。カニの特徴や鮮度が高い理由を解説したほか、ゆでたり焼いたりする食べ方も紹介している。ソースカツ丼やぼたん鍋、ボルガライスなどのご当地グルメ、ゲレンデ情報なども掲載している。
じゃらんnetに登録する県内の旅館・民宿224施設が、カニやフグ、スキー、県立恐竜博物館をセットで楽しめる宿泊プランも紹介している。
県観光振興課は「本県を代表する越前がにを中心に冬の魅力をアピールし、誘客につなげたい」としている。