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中瀬康雄
トップページ > ニュース > 神楽坂で福井にようこそ!! 東京・20ブース出展 イベント 越前がに販売、観光情報発信
福井県と歴史的なつながりが深い東京・神楽坂で越前若狭の食や歴史文化をアピールする「ドーンと福井in神楽坂」(県、若狭湾観光連盟主催、福井新聞社共催)は11月23日、神楽坂通りなどで開幕した。嶺南の観光協会や事業者が約20ブースを出展し、旬の越前がに、焼きサバやアマダイの押し寿司(ずし)を販売。恐竜や三方五湖などの観光の魅力も発信し、今年3月に敦賀まで開業した北陸新幹線での来県を呼びかけた。24日まで。
江戸期、小浜藩主・酒井忠勝は3代将軍徳川家光から神楽坂に土地を与えられ、下屋敷を構えた。下屋敷から江戸城への登城道に、現在の神楽坂通りの商店街がある。
イベントは地元商店街振興組合の協力も得て2008年に始まり、今年で15回目。メイン会場の赤城神社境内で開幕の式典があり、県嶺南振興局の児玉康英局長が「新鮮な越前がにもたくさん用意している。最後まで楽しんで」とあいさつ。新宿区の吉住健一区長も祝辞を寄せた。
歴史的な縁にちなみ、小浜市内で受け継がれている県指定無形民俗文化財「雲浜(うんぴん)獅子」の演舞が、同市から駆けつけた保存会メンバー16人によって披露された。福井の伝統工芸アイドル「さくらいと」のライブも会場を盛り上げた。
ブースでは専用のヘッドセットを使ったバーチャル福井観光体験や、梅酒飲み比べなども行われた。商店街の飲食店17店舗では福井の食材を使った特別メニューが提供された。