「越前がには日本で一番おいしいカニ」
田村幸一郎
トップページ > ニュース > 福井は〝美食県〟 高級スーパーでフェア 首都圏6店 甘えびや若狭牛PR 福井県企画
高級スーパーとして知られる「紀ノ国屋」の首都圏6店舗で10月20日、福井美食フェアが始まった。北陸新幹線で朝直送した「ふくい甘えび」を販売し、炊きたてのブランド米いちほまれの試食も提供。舌の肥えた顧客に福井の味覚を売り込んだ。31日まで。
福井の食材の販路開拓とともに、来年3月16日の北陸新幹線県内開業を控え、観光誘客を図ろうと県が企画した。同スーパーとの大規模な連携は初めて。
6店のうち青山店では、定番の焼き鯖ずしや厚揚げなど約60品目を並べた。精肉コーナーでは、若狭牛の中でも特に優れた「三ツ星若狭牛」を、名だたるブランド牛とともに販売。鮮魚コーナーでは「ふくい甘えび」とともに、船上で急速冷凍してうまみを閉じ込める「船凍甘えび」も人気を集めた。あわら市特産のサツマイモ「とみつ金時」は店内で揚げて「芋けんぴ」として販売し、旬の味をアピールした。
同スーパーは国内外の高品質な品ぞろえに力を入れており、販売担当者は「今回のフェアは福井に行かないと味わうのが難しい品もあり、自信を持って並べている」と話していた。
県は同様に高級スーパーとして知られる「クイーンズ伊勢丹」の首都圏14店舗でも22日まで、県産品フェアを開いている。