雪遊びや施設見学、福岡の児童と交流　越前町、姉妹都市

　福井県越前町の姉妹都市、福岡県みやま市の児童が４日から６日までの３日間、同町を訪れ、雪遊びや施設の見学などを通し地元児童と交流を深めた。

　両市町は、同町発祥で国の重要無形民俗文化財「幸若舞」が縁で姉妹都市締結。毎年、相互に児童の交流団が訪問し合っている。４日に同市から児童１６人らが訪れた。

　５日は県陶芸館で陶器の絵付けに挑戦した。同館陶芸教室の講師に教わりながら、越前焼の湯飲みに思い思いの絵を描いた。カニや雪だるまなど、越前町での思い出を絵にするみやま市の児童もいた。

　体験後は宮崎小に移動し、スキーや雪合戦などをして遊んだ。みやま市の児童は、普段触れ合う機会のない雪に大喜びの様子だった。越前がにミュージアムや福井総合植物園プラントピアなどを見学した。