競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
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カニの胸の下に折りたたまれた腹筋のことです。
カニの甲羅(こうら)の部分は頭と胸を合わせたもので、お腹に相当するのが胸の下に折りたたまれた腹筋の部分です。「まえかけ」とも呼ばれます。
腹筋の中には、腸管が1本通っているだけですが、雌ガニは腹筋の内側に受精卵を抱き、雄ガニでは一対の交接突起をもっています。
雄では三角形、親になった雌では卵形です。
(情報提供:越前がにミュージアム)