競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > 食 > 「ふくい甘えび」 独創的な6品に 司厨士協会福井県本部 福井県福井市で試食会
「ふくい甘えび」として今年からブランド化が進められている福井県産甘エビを使った料理の試食会が12日、福井県福井市のレストラン「和フレンチ イオリ」であり、昆布締めやスープ、リゾットなど多様なアレンジの6品が披露された。
2024年春の北陸新幹線県内開業に向け、県産ブランド食材の活用を推進しようと、県と全日本司厨士(しちゅうし)協会北陸地方県本部が企画し、県本部の会員ら約20人が参加した。
県本部所属のシェフ3人が2品ずつ調理。殻から出汁を取ったり、口当たりを意識して切り方を工夫したりして、素材のおいしさを引き出す一皿に仕上げていた。参加者は自店のメニューの参考にしようと、見栄えや味を確かめていた。
県本部の岡島周二さん(65)は「ふくい甘えびは、身から殻まで全ての部位でうま味があり、捨てるところのないすばらしい食材」と話していた。