「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 2016年11月 > 越前がに 若狭ふぐ 冬の味覚競演 福井・ハピリンでグルメ催し
福井の旬の2大食材が“競演”―。越前がにと若狭ふぐの両方を味わう催し「越前・若狭 紅白味自慢」(福井新聞社後援)が26、27の2日間、福井市のハピリンの屋根付き広場ハピテラスで開かれた。来場者はゆでたてのカニやフグのから揚げなどに舌鼓を打っていた。
福井市と市の第三セクター「まちづくり福井」が初めて企画。越前、若狭両町の漁協や観光協会、ハピリン商業フロアの店舗などが計7ブースを出店した。
セイコガニが1杯入ったカニ汁やカニ丼、みそ風味のフグ汁などグルメがずらり。ホタテや干物などもあり、中央のバーベキューコーナーであぶって食べる人もいた。
韓国から観光で訪れた女性3人組は、重さ約1・3キロ、全長40センチほどのズワイガニをその場でゆでて食べ「オイシー」と歓声。敦賀市の奥本進さん(72)と朱美さん(65)夫婦は孫の坂本大耀(だいき)君(4)とテーブルを囲み、「フグ汁はさっぱりしていておいしい。体も温まる」と笑顔で話していた。