「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 2013年3月 > 来館10万人で記念品贈呈 越前がにミュージアム
福井県越前町のカニの博物館、越前がにミュージアムの入場者が二十六日、十万人に達し愛知県豊田市の家族に記念品が贈られた。
十万人目となったのは同市の会社員、小林康男さん(38)一家。午後一時半ごろ妻の祥子さん(32)、知弘君(5つ)、千織ちゃん(2つ)の家族四人で訪れたところ、十万人目と告げられビックリした様子。記念のくす玉を割り、越前海遊公社理事長の京谷町長から認定証とカニの縫いぐるみなどを受け取った。
小林さんは「越前町には一年前に来て以来二度目。新しい大きな建物ができていたので寄ってみたら十万人目になるなんて」と喜んでいた。
同ミュージアムは今年七月に国内初のカニ専門博物館としてオープン。カニが生息する深海三百メートルまでを表現したジオラマやトンネル水槽、立体映像シアターなどが人気。三月末までの入館十二万人の予想を上回るのは確実とみられる。同ミュージアムは三十一日、一日は休館。