「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 2011年12月 > 観光かわら版発行、越前ガニなど掲載 越前町が1万部発行
ロシアタンカー重油流出事故の義援金を活用し、イメージアップ策を検討している福井県越前町イメージ回復推進委員会(会長・吉田利夫越前町商工会長)は、同町の観光スポットなどが書かれた「観光かわら版 水仙」を発行する。
十二月一日付で県内外に一万部配布し、観光客誘致を図る。
同委員会は八月に発足。同町の商工会、観光協会、漁協、役場の代表者十二人で構成している。
観光かわら版は今冬、来春向けで、同協議会のメンバーや旅行評論家らが編集を担当。県商工会連合会から配分を受けた義援金二千八百三十一万円のうち、約百万円をかけて作製した。A4判、カラー刷り、四ページ。見出し、レイアウトに工夫を凝らし”観光新聞”に仕上がっている。
越前ガニや水仙、越前岬水仙ランドなどの観光施設の説明文をスナップ写真を添えて掲載。観光モデルコースの紹介や釣り情報の提供のほか、来年一月十一日に開幕する水仙まつりや、周辺市町村で行われるイベントの日程も載せている。
編集後記もあり、親しみのある紙面づくりとなっている。来年四月には夏号を発行する予定。
県内外の市町村、観光会社、大手企業などに配布する。