競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > 2010年12月 > 1月30日に「坂井市・かに大好き検定」 成績上位者に越前がに
目指せ、坂井市もの知り王-。福井県坂井市春江町のまちおこし住民グループ「春江大好きプロジェクト」は来年1月30日、ご当地検定「坂井市大好き・かに大好き検定」(福井新聞社後援)を実施する。優勝者には、越前がにのズワイガニがプレゼントされる。“坂井市通”の参加者を募っている。
旧4町が合併し5年目を迎え、坂井市に住んでいながら、地元のことは知っていても他町のことはよく分からない市民も少なくなく、「検定をきっかけに坂井市全体を大好きになってほしい」(木川直美・同プロジェクト代表)と企画。昨年の「春江大好き検定」を拡大、出題範囲を坂井市全域に広げた。
「坂井市大好き検定」は、市全域の歴史、観光、交通、商工業、農漁業など幅広いジャンルから出題される。市内の9団体・個人の協力を得て作成した参考書「坂井の宝物 坂井市大好き・かに大好き検定公式教科書」(A4判、165ページ)の内容から100問を出題、3択形式で答えてもらう。○×方式の「坂井市物知り王決定戦」も行われ、上位8人には新米が贈られる。
検定の上位20人にはセイコガニが当たるほか、越前がにに関する「かに大好き検定」に挑んでもらう。○×問題で競い、優勝者は三国漁港で仲買人とズワイガニの競りに参加でき、競り落としたカニがプレゼントされる。
坂井市大好き検定は午後1時から、みくに文化未来館で、かに大好き検定は同5時から三国漁港で行われる。申し込み、問い合わせは1月15日までに木川代表=☎090(4323)3714。受験料は500円で、受験者には、公式教科書が送付される。