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揺るがぬ漁師魂、成果半分「また海へ」 厳冬を追う、越前がに漁(5)

2007年12月15日

ルポ

待ちに待ったズワイガニが捕れ、手際よく仕分けをする漁師 ズワイガニを狙い網を入れること三回。揚げるたびに狭い船首で、カニを網からはぎ取り、かごに仕分けしていく。揺れを気にしながら近づき撮影していると「はよ、こっちに戻れって」と岩崎船長の怒声が飛んだ。最も揺れの激しい船首。甲板を一歩踏み外せば、そこは冷たく暗い海。背筋にぞくっと悪寒が走った。

 素人には立つのもやっとの強風が吹き荒れたため、午後十時を回ったところで、漁の中止が決まった。船長の弟の玉喜さんは「粘ればもっと取れるんだが…。自然には絶対に勝たれんわ」と悔しさをにじませた。結局漁の成果はズワイガニ五十パイとセイコガニ六十パイ。いつもの半分以下だ。

 帰港したときには日付が回っていた。船酔い、悪天候、不漁の落胆で「もう、こりごり」とぐったりしていると、船長はあっさりと「今回は外れやったな」。悔やむ様子もなく、ねぎらいの言葉をかけてくれた。と同時に「今夜また海に出るか」と信じられない一言。漁師魂はちょっとやそっとのしけや不漁ではびくともしない。越前がにのおいしさの秘密が少し分かった気がした。(写真画像部・高橋良典)=おわり=


おすすめの宿

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望洋楼

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お客様の喜びを追求、進化する宿。ご主人自らが選び抜いた至高の越前がに料理は圧巻。眺望絶佳の露天風呂でごゆるりと。

越前の宿 うおたけ

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熟練の仲買人が営む宿で、越前がにの新鮮さは折り紙つき。自慢の展望温泉にゆったりとつかり、ご褒美のひとときをあじわえます。

ホテル割烹 石丸

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目の前でさばかれる極上の越前がにに舌鼓。日本海を望む絶景と四季折々の海の幸、心くつろぐ安らぎの時間を味わえます。

おすすめの料理店

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越前 蟹の坊

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三国の“おいしい”を詰め込んだ土産物とお食事の店。望洋楼のオリジナル商品や、新鮮な地元の海の幸を使った丼メニューはバラエティー豊か。

旬味 泰平

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四季折々の旬の味覚を楽しめる店。越前がにを引き立て、より美味しく味わうための“合間の一品料理”にもこだわるおもてなし。

紋や

紋や

旬の料理とうまい地酒を味わえる店。地の物、天然物にこだわり抜いた食材が自慢。定番だけでなく独自のカニ料理を堪能できます。

越前がに職人

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「越前がには日本で一番おいしいカニ」

田村幸一郎

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セイコガニの甲羅盛り

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1人分

カニみそも足の身もあますところなく盛りつけ【動画あり】

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