競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > 1999年10月 > 東京で80人が越前がにと地酒堪能 福井の食を体験
越前がにや福井の名産品を酒と一緒に楽しんでもらう「越前セイコガニと福井の地酒を体験する会」がこのほど、東京・丸の内3丁目の宝東京国際フォーラム店で開かれた。首都圏在住の約80人が福井が誇る食の味を堪能した。
福井県福井市出身で県認定のふくい食のアンバサダーを務める友田晶子さんが主催。日本酒利き酒師でもある友田さんが「福井が誇る世界最強のおいしさ」と主張する越前がにや、里芋の煮っころがし、鯖寿司(さばずし)、おろしそばなどのコースメニューを企画した。県内3蔵元の地酒を一緒に用意した。
友田さんと越前町の料理旅館の代表が一緒にカニの食べ方を指導。友田さんは福井の地酒を「淡麗でみずみずしく、カニ料理に一番合う」と紹介した。参加者は酒を楽しみながら、福井ならではの料理に舌鼓を打っていた。
友田さん主催の「越前がに会」は今年2月に続き2回目。友田さんは「来年3月ごろに、福井の温泉でゆでたてのズボガニを楽しんでもらうツアーを企画したい」と話していた。