長年の経験と技術でカニの居場所探る
中野良一
トップページ > ニュース > 1997年5月 > 越前がに使ったパスタ試食提供 南青山291にキッチン完成
東京・南青山の福井県のアンテナショップ、ふくい南青山291にミニキッチンコーナーが設けられ3、4の両日、オープンイベントが開かれた。サバエ・シティーホテル総料理長の藤井正和さんが福井の食材を使ったパスタをつくり、買い物客に振る舞った。
同ショップが来年度オープン10周年を迎えることから、「食の充実」に向けた取り組みの一環。ミニキッチンは「291キッチン」と命名し、1階店舗の一角に給水設備とカウンターを設置した。福井の食材を使った料理を実演し、その場で試食してもらう企画を毎週末に行っていく。
藤井シェフが提供したのは「越前がにと越のルビーの冷製パスタ」。同ホテルが商品化した「蟹(かに)のパスタソース」に越のルビーをたっぷり添えた。一口サイズのカップに分け、来店客に振る舞っていた。
井上義信館長は「デパ地下のように実演、試食ができると、店内も活気づく。おいしく、楽しんでもらえる企画を考えていきたい」と話していた。