越前がにならおまかせ
納谷一也
トップページ > ニュース > 1997年3月 > 越前がにリピーター増へ、おもてなし研修 11月6日解禁前に町が企画
6日の越前がに解禁で観光客が増えるのを前に福井県越前町は31日、町内の観光関係者を対象にした「おもてなし研修会」を同町織田のサンライズ織田で開いた。30人が参加し、専門家から接客マナーや身だしなみについて学んだ。
観光客に気持ちよく観光してもらいリピーターを増やそうと、初めて企画した。接遇やビジネスマナー講習会を開いているオフィス上村(福井市)代表の上村泰子さんを講師に招いた。
上村さんは「笑顔のおもてなしで満足から感動へ」と題して講演。「おもてなしとは、裏表のない気持ちでお客さまとかかわること」と説明し、笑顔で接することの重要性を強調した。参加者はペアを組んで笑顔やあいさつの練習をした。
クレーム対応については「お客さまの言い分を否定することなく、まずは素直に受けとめて丁寧におわびすることが大切」と話していた。