「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 1997年3月 > 芦原、金津、三国町が姉妹都市の交流祭参加 越前ガニなど販売
高知県物部村と姉妹都市提携を結んでいる福井県の芦原、金津、三国の三町は、同村で二十九、三十日に開かれる「姉妹町村フェア 土佐と越前わくわく交流in’97物部」に参加、特産物を紹介し交流を深める。
一行は役場や商工会職員で構成され各町三人の計九人。二十八日朝に出発、現地の歓迎会に出席し、翌二十九日からフェアの物産コーナーで、芦原は越のルビー、金津は越前ガキ、三国は越前ガニなどの特産品を持ち寄り販売する。同時に三町の観光地や行事をポスターやビデオで紹介する。このほか特設テントでなぎさ汁も振る舞われる。
姉妹提携は昭和四十八年八月、当時の芦原温泉駅長が高知県土佐山田町出身だったことから、本県の三町と土佐山田町、隣接する物部村、香北町の間で結ばれた。来年が提携二十五周年に当たることや、今春同村が物産館を建設したことから、フェアが企画され、今回初めて三町が合同で特産品をPRすることになった。
芦原町商工会では出発を前に、職員らが特産品の搬出準備に追われていた。