長年の経験と技術でカニの居場所探る
中野良一
トップページ > ニュース > 越前がに漁 今朝出港 午後から順次初競り開始
11月6日に解禁された越前がに漁で、福井県沖で操業する漁船が8日午前5時に一斉に出漁し、同日午後に初競りが行われる。解禁初日から悪天候で漁を見合わせていたが、待望のカニシーズンが県内で幕を開ける。
7日午前、県底曳(そこびき)網漁業協会と各漁協の代表者らで協議し、出漁を決めた。京都府沖で操業する越前町漁協所属の大型船は8日午前0時に出る。
県水産課によると越前がにの初競りは、越前町漁協荷さばき所で8日午後3時半から、三国港市場(坂井市)は同6時から行われる。このほか、県漁連小浜支所(小浜市)は9日午前6時半から、県漁連敦賀支所(敦賀市)は10日か11日の朝になる予定。
県底曳網漁業協会の中野良一会長(越前町)は「やっと始まるという思い。海上での安全に気を付けて漁に臨みたい」と話した。