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越前がに漁獲額最高 21億8700万円、水揚げも増 2202年度まとめ

2023年03月31日

漁、競り・市場

越前がにの近年の漁獲量と漁獲金額漁期を通して安定的に漁獲することができた越前がに。漁獲金額は過去最高となった=2022年11月6日、福井県越前町の越前漁港 3月20日に2022年度の越前がに漁が終わり、福井県は3月30日、漁獲結果をまとめた。全体の漁獲量は前期比16%増の414トンで、金額は過去最高だった前期を2%上回る21億8700万円となった。県水産課は「漁期を通して安定的に漁獲することができた。稚ガニの保護や漁獲制限などで資源量の回復傾向が続いている」としている。

 22年度は11月6日の漁解禁後、10日間で漁獲割当量の半分を水揚げするほど豊漁が続いた。対策として初の漁獲制限が実施されたが、国などの漁獲枠追加により、雄のズワイの漁獲量が前期比17%増の155トン、雌のセイコが10%増の165トン、ズボガニ(水ガニ)が23%増の95トンと、いずれも大幅に増加した。

 漁獲金額は、ズワイが前期比1%増の15億6800万円、セイコは6%増の5億1100万円、水ガニは4%増の1億700万円。1キロ当たりの平均単価は「豊漁が相場に影響した可能性」(同課)があり、ズワイが14%減、セイコ4%減、水ガニ15%減となった。

 ズワイの最高級ランク「極」の漁獲数は、前年並みの45匹だった。1匹当たりの最高金額は漁解禁初日に記録した310万円だった。  越前がには、三国、越前、敦賀、小浜・大島の4地区で約60隻の底引き網漁船が水揚げしており、出漁した漁船数と日数を乗じた延べ操業日数は同6%増の2583日だった。漁期はズワイが11月6日~3月20日、セイコが11月6日~12月31日、水ガニが2月19日~3月20日。


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