「かにまつり」のPRに奔走
池野政義
トップページ > ニュース > 坂井ツアー 品川区民ら対象に魅力PR 福井県坂井市
福井県坂井市は3月4日、連携協定を結ぶ東京都品川区民やふるさと納税の寄付者計17人を対象に、丸岡城などの観光地や越前がに、若狭牛といったグルメを満喫できるツアーを開いた。日程は1泊2日で、5日も市内を巡る。
同市の魅力を知ってもらい、誘客拡大やふるさと納税の寄付金増につなげようと、首都圏を中心に参加者を募り、初めて開いた。
この日は、JR芦原温泉駅を出発し、「鶴や」(丸岡町)で若狭牛のランチを楽しんだ後、丸岡城を訪れた。丸岡城天守を国宝にする市民の会のメンバーが扮(ふん)する武将隊が出迎え、地元ガイドが城内を案内。望楼型や五角形のお堀といった丸岡城の特徴や歴史を説明した。
参加した品川区の女性は「北陸新幹線が開通したら、桜の季節に来てみたい。(市のビジョンにある)50年後に五角形のお堀が復活したらどんなふうになるんだろう」と期待を膨らませていた。その後は一筆啓上日本一短い手紙の館の見学やエイトリボン(丸岡町)でのリボンの端材を使った缶バッジ作り体験を楽しみ、夜は越前がにの料理に舌鼓を打った。5日には東尋坊や三国湊の散策、イチゴの摘み取り体験を楽しむ。