「越前がには日本で一番おいしいカニ」
田村幸一郎
トップページ > ニュース > 福井県嶺南地方の自慢の魚 ぜひ味わって 福井「鮮いちば」
敦賀真鯛(まだい)や小浜よっぱらいサバなどの嶺南のブランド魚を販売する「若狭のええ魚(とっと)市」が2月25日、福井市中央卸売市場内のふくい鮮いちばで始まった。鮮魚や刺し身などが所狭しと並べられ、訪れた人は品定めしていた。3月4日まで。
来春の北陸新幹線県内開業に向け、嶺南の魚の認知度を上げて流通を促進しようと、県広域水産業再生委員会やふくい鮮いちば実行委員会などが開いた。今年で2回目。
鮮いちば内の6店舗に、柔らかい身と上品な甘みが特長の若狭ぐじ、深みのある味わいの若狭まはたを含め計4種類を取りそろえた。新鮮な魚ばかりで、定食や丼としても提供された。
同実行委の片岡秀典実行委員長は「嶺南の魚は嶺北ではあまり販売されていない。ぜひ新鮮な嶺南の魚を味わってほしい」と話していた。市は午前8時半~午後2時半。最終日には嶺南の業者による魚の加工品販売も行う。