漁船と連携し品質を判断
田村幸次
トップページ > ニュース > カニ漁解禁控え漁船の安全点検 福井県越前町、敦賀海保など
越前がに漁が11月6日に解禁になるのを前に、敦賀海上保安部と中部運輸局福井運輸支局は28日、福井県越前町の大樟(おこのぎ)漁港で底引き網漁船の安全点検を行った。
越前町漁協所属の「第三昭栄丸」を、30分ほどかけて点検した。網の巻き取り作業中の事故が起こらないようローラー周りの船員の配置状況などを確認。救命胴衣の劣化や損傷、船舶関係書類に不備がないかどうかをチェックした。
敦賀海上保安部の石丸直門安全対策係は「操業中は救命胴衣を着用し、周囲への目配りを徹底するなど船員の安全第一で取り組んでほしい」と話していた。
また、町漁協ライフガードレディースのメンバー4人が漁師たちにパンフレットを配り、救命胴衣の常時着用を啓発した。