競り落とすには度胸が必要
中橋睦男
トップページ > ニュース > ズワイにセイコ、甘えび、カレイ 福井県越前町 冬の味覚ずらり 道の駅で朝市にぎわう
越前がに漁の解禁を受け「越前がに朝市」が13日、福井県越前町厨(くりや)の道の駅越前で始まった。県内外から大勢の客が訪れ、越前漁港に揚がった越前がにや甘えびなど冬の味覚を買い求めた。
町内の水産業者や飲食店がにぎわい広場にテントを並べ、雄のズワイガニや外子の詰まったセイコガニをはじめカレイの干物など海産物を販売。午前中から駐車場はほぼ満車状態で、静岡県から家族4人で訪れた男性は「親戚に送るセイコガニを買った」と笑顔で話していた。
飲食店が調理した甘えびの唐揚げやカニみその甲羅盛りなども並び、買い求める客で行列ができていた。
例年、解禁に合わせて開いていた「越前かにまつり」が、コロナ禍の影響で昨年に続き今年も中止となった。代替イベントとして町や町漁協などで構成する実行委員会が朝市を開いた。
朝市は11月28日までの毎週土日、午前9時から午後2時まで開かれる。