トップページニュース > ミズガニ漁10日短縮 来年30日間、資源保護へ方針 県底曳網漁協

ミズガニ漁10日短縮 来年30日間、資源保護へ方針 県底曳網漁協

2017年08月25日

 福井県底曳網漁業協会の役員会が24日、福井市の県水産会館で開かれ、ミズガニ(ズボガニ)の2017年シーズンの漁期を16年シーズンより10日間短縮し、来年2月19日~3月20日の30日間とする方針を決めた。資源保護のための自主規制で、9月下旬に日本海側の1府5県が参加して神戸市で開かれる日本海ズワイガニ特別委員会で正式決定される。

 ミズガニの16年シーズンの漁期は今年2月9日~3月20日の40日間だった。短縮は14年シーズン以来3年ぶりで、30日間の漁期はこれまでで最も短くなる。

 ミズガニは脱皮して間もない雄のズワイガニ。数年後には殻の硬いズワイガニに育ち、単価も上がることから、石川県や京都府はこれまでに自主規制で禁漁としている。他県ではあまり食べられていないが、比較的安価なこともあり、福井県内でミズガニは特有の食文化として親しまれている。

 同協会の齋藤博美会長は「経営上の問題から(漁期短縮には)反対の声もあったが、資源保護のために決めた。長期的な観点からは良いことだと考えている」と話した。

 県によると、越前がに全体の16年シーズンの漁獲金額は20億2300万円で、2期連続で20億円を超えた。一定の基準を満たしたズワイガニの最高級ブランド「極(きわみ)」を15年シーズンから設定した効果により、ブランド力が高まっていると考えられている。このうちミズガニは1億200万円で、漁期短縮による漁獲金額全体への影響は限定的とみられる。

 

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