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長者町 いわし屋

至高のゆで蟹の秘密は絶妙のゆで時間

福井の繁華街「片町」の一角にたたずむ老舗の御料理屋「長者町 いわし屋」。約1200年前、弘法大師から授かったとされる屋号が「いわし屋」の由来で、旧北陸道があったその界隈でも最も歴史が古い店として知られている。一年を通して地元福井の厳選した旬の食材をふんだんに使った心のこもった料理が客をもてなしてくれる。

心づくしの越前がに料理を味わえる福井駅近くの老舗。夜のコースから昼食まで伝統と格式あふれる落ち着いた雰囲気とおもてなしでお迎えします。

らでん外観

 店で提供する越前がには越前漁港で水揚げされたカニを使う。「仕入れたカニは店の裏にある水槽に入れて、生かしておきます。お客様のご予約の時間が午後6時なら、午後5時にカニをしめて、湯気が上がったあつあつのゆでたてを出せるのが『いわし屋』の売りです」と語るのは木村英晴・代表取締役社長。店で水槽を持つことにより、より新鮮なカニ料理を提供することができる。多いときで30杯ほどのカニが水槽にいるのだそうだ。

 

「越前ガニシーズンには、ほぼ常に蟹をご用意しています」と木村社長。店は完全予約制だが、当日の予約など突発的な来客にも対応できるようにとの心遣いが嬉しい。東京や大阪から電話がかかってきて、「今日の夜、蟹を食べたいのだけれど...」といったケースや、なかなか“浜”まで行く時間がない人がJR福井駅で降りて店で蟹を食べて帰っていくパターンもあるという。昼食に蟹を食べることができるため、冬の福井への急な出張や観光旅行の際にもおすすめだ。

 

 越前蟹の料理はコースで食べることができる。かに刺入りの旬の造りや、ズワイガニのゆで蟹、セイコガニ、焼き蟹、蟹釜めし…カニを心ゆくまで堪能できるメニューが並ぶ。同店特製の「三杯酢」も好評だ。コースのズワイカニは基本的に大きなカニを2人で一杯提供しているが、満足できない方はズワイガニを追加することもできる。また、「セイコガニだけ」「ズワイガニだけ」食べたいという要望にも柔軟に対応する。客の満足を第一に考える主人のはからいだ。

 

すべての客室から日本海を見渡せる 「かにを味わうにはやはりゆで蟹が一番ですね」。木村社長は近年、「ゆで時間」に着目している。ゆで蟹はシンプルな料理だが、ゆで時間、塩加減、火加減と奥が深い。「ゆでる時間を少し短くしたゆで蟹がおいしいんです。かにみそに完全には火が通らず、少し火の通りが甘いくらいがいい」。このかにみそが絶品なのだという。1月にセイコガニ漁が終了するため、いわし屋の越前がにコースでは2月に入るとセイコガニの代わりに、甘みのあるジューシーな身が特徴の水ガニが登場する。これもやはり「茹で蟹で味わうのが一番」と木村社長は熱く語る。“カニの値打ち”を最大限に引き出せるのは茹で蟹なのだ。 JR福井駅から徒歩10分のいわし屋。福井の街中でカニ料理の王道・茹で蟹と蟹コースを本格的に味わえる店だ。

 

 

 

らでん外観

らでん外観

長者町 いわし屋 詳細情報

所在地 〒910-0023
福井県福井市順化2丁目14-15
TEL 0776-21-5848
FAX 0776-24-0520
駐車場 有り30台
アクセス 福井駅からお車で3分、徒歩10分。
営業 定休日:定休日:不定休
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