「越前がには日本で一番おいしいカニ」
田村幸一郎
トップページ > ニュース > 蟹と水仙の文学コンクール > 蟹と水仙の文学コンクール 豊かな感性 入賞者表彰 福井県越前町
越前がにや越前水仙などを題材にした「越前 蟹(かに)と水仙の文学コンクール」(福井県越前町主催、福井新聞社共催)の表彰式が4日、同町越前コミュニティセンターで開かれた。豊かな感性をたたえ、入賞者に表彰状が贈られた。
コンクールは文学を通じて同町の特産品を広めようと毎年開いている。23回目の今回は、詩と俳句に「越前海岸」を新たな題材として加え、詩には「たからもの」もテーマに加えた。全国の小中高生と一般から詩436点、俳句3592点が寄せられ、大賞7点、奨励賞16点、佳作23点など入賞作計55点を選んだ。
式には入賞者や保護者ら約60人が出席。青柳良彦町長はあいさつで「未来の夢や希望が感じられる作品ばかり」と称賛し、出席した入賞者13人に賞状と副賞を手渡した。
表彰後、大賞に輝いた詩小学生の部の島田晴翔君(四ケ浦小3年)と俳句同部の大川紗緒里さん(織田小3年)が自身の作品を読み上げると、会場から大きな拍手が送られた。
また選者を務めた詩人の川上明日夫さん、俳人の水上啓治さんが選評を述べた。