「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
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冬の観光シーズンを迎え、北陸の旬の味覚を首都圏の旅行会社担当者にアピールする「冬の北陸美食フェア」が11月29日、東京・飯田橋のホテルで開かれた。福井県の担当者は越前がにを紹介し、「冬の味覚の王者」と魅力を伝えた。
福井、石川、富山とJR西日本金沢支社などでつくる北陸三県誘客促進連携協議会が毎年開いており7回目。首都圏の旅行会社などから約90人が訪れた。
JR西日本の松井徹夫・東京営業部長は「北陸新幹線敦賀開業まで1年半を切った。ますます盛り上がる北陸に注目を」とあいさつ。続いて石川は「加能ガニ」、富山は「ひみ寒ぶり」など、自慢の食材を各県担当職員が説明した。
福井県は越前がに漁の動画を用い「皇室に献上され、カニでは全国唯一、地理的表示(GI)登録されている」などとPR。越前がれいや若狭ぐじなど他の食材のほか、観光地の整備状況も紹介し「新幹線開業に向け福井は変わっていく」と訴えた。