長年の経験と技術でカニの居場所探る
中野良一
トップページ > ニュース > 漁、競り・市場 > カニ漁解禁控え底引き網漁船点検 三国漁港で福井海保など
越前がに漁が11月6日に解禁されるのを前に、福井海上保安署と中部運輸局福井運輸支局は25日、福井県坂井市三国町の三国漁港で底引き網漁船の合同安全点検を行った。
漁船の事故を防ぐため毎年実施している。同署員と同支局職員計8人が、同港に水揚げする三国港機船底曳網(そこびきあみ)漁協所属の11隻のうち4隻を点検した。
署員らは船長の立ち会いの下、船に乗り込み▽回転ドラムの巻き込み防止対策がされているか▽ロープの損傷はないか▽航海計器が正常に作動するか-などをチェック。操業時の見張りの励行、救命胴衣の着用などの指導も行った。残りの7隻も解禁日までに順次点検していく。