漁船と連携し品質を判断
田村幸次
トップページ > ニュース > 1月22日まで水仙まつり 今村観光協連会長 「規模拡大 足運んで」【かれんにおもてなし】
福井県の越前岬近くの高台の斜面。点々と咲く水仙の白い花びらが風に揺れる。「女性は花を見ると心が華やぐ。水仙を生かしたいろいろなおもてなしで例年以上に盛り上げたい」と、眼下に広がる水仙畑を見て意気込むのは、越前海岸観光協会連合会会長の今村真美子さん(52)。昨年、女性初の会長となり、水仙まつり運営を指揮している。
本業は越前町厨の旅館社長。ロビーに水仙の花を飾り、越前がにと組み合わせた接客に連日大忙しだ。
まつりが43回目を迎えた今冬、大きく変化したのは福井市越廼地区の9季ぶりの復帰。同地区は越前海岸最大の群生地だけに「より広い範囲で水仙とまつりを楽しめるようになった。海岸全体の水仙栽培面積は約70ヘクタールと広大で日本一だという点をPRし、多くの人に足を運んでもらえたら」と笑顔を浮かべる。
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水仙まつりの主なイベント
■越前町
▽12月15~27日 水仙と越前花器の甘いささやき展(午前9時~午後5時)=越前町小曽原の越前陶芸村文化交流会館
▽同16、17日 水仙・カニフェア(午前10時~午後4時)=同町厨の道の駅「越前」
▽1月7日 越前岬灯台一般開放(午前10時~午後3時)=同町血ケ平
■福井市
▽1月13、14日 こしの水仙まつり(午前9時半~午後4時)=福井市居倉町の越前水仙の里公園
▽同19~22日 水仙いけ花展(午前10時~午後4時)=福井新聞社・風の森ゾーン
■南越前町
▽1月20、21日 荒波フェスタ(午前10時~午後4時)=南越前町河野の河野シーサイドパークA