「越前がには日本で一番おいしいカニ」
田村幸一郎
トップページ > ニュース > 最高級「若狭かれい」皇室に献上 小浜、7千匹から厳選
「若狭かれい」を皇室に献上するための発送作業が9日、福井県小浜市の小浜魚商会館で行われた。小浜魚商協同組合員が、あめ色になった最高級のカレイを丁寧に包装した。
若狭かれいは若狭湾であがったヤナギムシガレイで、淡泊な白身に上品な甘味が特徴。皇室献上は今回で29回目。
8日に水揚げされた約7千匹の中から、大きさで約1千匹を選び、さらに体長26~30センチ、重さ200グラム前後の157匹を選別。9日早朝から内臓などを取り除いて水で洗い、塩を振って寝かせた後、乾燥機にかけて仕上げた。
発送作業では、形がよく傷のない75匹を15匹ずつ竹かごに詰めた。10日に県職員が天皇皇后両陛下、皇太子ご夫妻と三つの宮家に届ける。同組合の野村浩副理事長(54)は「大きいサイズは少ないが品質は良いものがそろった」と話していた。
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