トップページニュース2022年6月 > 越前町、三国の漁港でカニ漁解禁 初競りに熱

越前町、三国の漁港でカニ漁解禁 初競りに熱

2006年11月07日

解禁

解禁初日、続々と競りにかけられるズワイガニ=6日午後5時35分、越前町の小樟漁港  日本海の冬の味覚越前ガニ(ズワイガニ)漁が六日、解禁された。福井県越前町や坂井市三国町内の漁港を中心に県内から七十九隻が出漁。初物を水揚げし、初競りが行われた。

 越前町内の漁港からは五日夜、小型底引き網船四十八隻と沖合底引き網船五隻が出て、六日午前零時とともに一斉に操業を開始した。海上がしけていたため、午後三時までに小型底引き網船全隻が帰港。水揚げ量は、雄が二千匹と例年より少なめだったが、雌のセイコガニは十六万匹と昨年を大幅に上回った。

 同町の小樟漁港では午後五時半から、競り人の威勢のいい掛け声で初競りがスタートし、仲買人が次々と競り落としていった。雄は少量を反映し三万五千円前後の高値で取引。豊漁だった雌も例年より高めの二千円前後で取引された。越前町漁協によると「操業時間が短かく、雄のズワイガニの漁場まで行かなかった船もあり、初日は少なめだった」と話していた。

 一方、坂井、福井両市からは、三国港機船底曳網漁協所属の底引き網漁船十四隻が出港。十二隻が六日午後五時までに三国漁港に帰港し、同六時から初競りが始まった。水揚げ量は雌が例年より多く、雄は若干少なめ。県漁連三国支所によると、雄は一万―三万五千円、雌は五百―二千八百円の値が付いた。心配された大型クラゲの影響について、同漁協は分離網を使うなどの対策を講じた。

 越前ガニ漁は、雌は一月十日まで、雄が三月二十日まで行われる。


関連するニュース

全て見る

おすすめの宿

おすすめの宿一覧

割烹旅館 越前満月

割烹旅館 越前満月

広大な敷地にわずか9室をしつらえた木造平屋造りの宿。広々とした部屋、和の庭園、贅を尽くした露天風呂付客室がお迎えします。

光風湯圃 べにや

光風湯圃 べにや

3年の構想を経て再建された"老舗旅館"

おすすめの料理店

おすすめの料理店一覧

開花亭

開花亭

国指定有形文化財に選ばれた歴史ある老舗料亭。ここでしか出会えない、職人技が光る贅の限りを尽くした越前がに料理を堪能できます。

越前かに料理「鹿島」

越前かに料理「鹿島」

三国の海・空そして極上の越前かにフルコース料理!

らでん

らでん

越前がにを極めて30年以上。県内一のかに問屋が営む日本食レストランで、越前海岸と同じ最高の鮮度と味のカニを楽しめる。

越前がに職人

一覧

10日先の天気を見て仕入れ

中瀬康雄

詳しくはこちら

越前ガニのおすすめ料理

おすすめ料理一覧

越前がに甲羅蒸し

越前がに甲羅蒸し

4人分

セイコガニたっぷりの贅沢な一品