「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 2013年4月 > 越前ガニ漁三国でも解禁 初セリに活気
悪天候のため、六日の解禁初日の越前ガニ漁を見合わせた三国漁港から七日、一斉に底引き船が出漁。同日夕、福井県漁連三国支所で初セリが開かれた。
三国港機船底網漁協所属の十六隻が、同日午前一時から出港。三国漁港の北約三十キロ沖の日本海で網を入れた。九隻が沖泊まりし、残り七隻が同午後三時すぎから順次寄港。同午後六時からセリが始まった。
水揚げはズワイガニが千二百十キロ、セイコガニが二千百九十キロ。九隻が寄港した昨年の解禁日より少なかった。セリ値はズワイが一万五千円―二万千円、セイコが千円―三千円。セイコは昨年より一五%高かったが、ズワイは九%安かった。