「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
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冬の越前海岸を彩る「第37回水仙まつり」(越前海岸観光協会連合会、福井新聞社主催)は14日、福井県越前町血ケ平の越前岬水仙ランドで開幕した。「水仙園フェア」と題し、越前水仙の無料配布や地元特産品販売など多彩な催しが繰り広げられた。
同ランド内「水仙の館」で開会式があり、水仙娘の3人が「たくさんの人に楽しんでもらえるよう、笑顔で元気いっぱいもてなします」などと開幕を宣言した。
3回行われた水仙の無料配布では毎回、開始前から多くの人が列を作った。水仙娘から最初に水仙を受け取った梶谷望愛ちゃん(5)=越前町梅浦=は「かわいいお花をもらえてうれしい。おうちに飾りたい」と喜んでいた。
会場では地元鮮魚店が越前がになどを販売。「安いよ、いかがですかー」などと威勢の良い声が響き、活気であふれた。
同フェアは15日も午前9時から午後4時まで行われる。国道305号沿いの同ランド上り口と玉川トンネル南側に駐車場を設け、シャトルバスを運行する。
水仙まつりは29日まで、同町や南越前町などで週末ごとにイベントがある。