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刀根瑛昌
トップページ > ニュース > 2009年9月 > セイコガニやミズガニも販売 「水仙まつり」開幕
「水仙まつり」は15日開幕し、福井県南越前町の河野シーサイドパークではセイコガニやイカ、トビウオなどの鮮魚や加工品がずらりと並んだ。越前海岸の味覚を集めた“食の祭典”を県内外の観光客にアピールした。
約800平方メートルの会場テント内には「荒波屋台村」と銘打ち、海の幸を安価で販売する同町商工会などの20店舗が集結。カレイやミズガニなどの鮮魚が人気を集めたほか、カニみそと足をどっさり乗せたカニ丼、焼きイカ、トビウオのはんぺんなど調理品、加工品類も上々の売れ行きだった。
また、セイコガニ1匹丸ごと入った熱々のみそ汁(300円)は買い求める客の姿が最後まで絶えなかった。
越前のグルメが一度に堪能できるという同まつりの魅力は県外客にも伝わっている。滋賀県彦根市の大辻一紘さん(67)は「大好きなカニがたらふく食べられると聞いて来た。おいしそうな食べ物がいっぱいで目移りする」と話していた。
水仙まつりは16日に2日目の「荒波フェスタ」を開催。その後は越前町のアクティブハウス越前で「水仙園フェア」(22、23日)と「水仙・カニフェア」(29、30日)、南越前町の甲楽城拠点公園で「河野わんさか冬まつり」(23日)を開く。