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刀根瑛昌
トップページ > ニュース > 2009年2月 > 越前がになど新たに3件登録へ 福井県から地域団体商標
特許庁は十六日までに、地域名と商品・サービス名を組み合わせてブランドとして登録できる「地域団体商標」に、福井県から出願された「越前がに」「若狭ぐじ」「若狭ふぐ」の三件を新たに登録査定した。近く商標権設定の登録が行われる見込み。本県の登録は合計八件となる。
地域団体商標は、改正商標法の施行で昨年四月に導入された制度。地域イメージの発信・向上、類似品の排除効果が期待される。本県ではこれまで、「越前漆器」や「越前竹人形」など五件が登録されている。
出願した県漁連の武田忠男・指導部長は「ようやく認められたという感じ。越前がににタグを付けるなどこれまでもブランド化を図ってきたが、今回の登録を機会にさらにPRしていきたい」としている。
各都道府県別の登録査定件数は同日現在、京都が四十四件で最多。本県の八件は大阪と並んで全国十位となっている。