長年の経験と技術でカニの居場所探る
中野良一
トップページ > ニュース > 2009年1月 > 越前がに首都圏へ売り込め 東京・銀座三越、6日からフェア
冬の日本海を代表する味覚「越前がに」を首都圏で売り込む「越前がにフェア」が六日から十二日まで、東京・銀座のデパート「銀座三越」地下食品売り場で行われる。福井県直送のズワイガニ、セイコガニを販売するほか、二日の初売りでは越前がにを破格値で届ける福袋も用意している。
県の働きかけで初めて企画された。越前がには全国的に知名度は高いものの、一般消費者が買い求める機会は多いとはいえず、食の激戦区”デパ地下”に進出することで福井ブランドとして強くアピールする狙いがある。
本県で水揚げされたズワイ、セイコのほか、ネット販売などで人気の高いカニグラタン、巻きずしにした「ずわいがに豪快巻き」などを販売し、越前がにの魅力を紹介する。十一日は福井ふるさと大使を務めるスポーツプロデューサーの三屋裕子さんが来店、十二日にはカニ剥(む)き名人によるカニの身の早剥き実演もある。
また「越前がにまるごと福袋」と銘打った福袋は、ズワイ一匹、セイコ二匹をセットにして一万円。限定三十袋を売り出し、そのうち一袋には芦原温泉へのペア宿泊券を入れている。