トップページニュース1998年1月 > セイコガニ3季連続好漁 県内本年度水揚げ量158トン

セイコガニ3季連続好漁 県内本年度水揚げ量158トン

2008年01月17日

漁、競り・市場

坂井市の三国漁港で水揚げされたセイコガニ。福井県内全体では3季連続で150トンを超える好漁だった 福井県機船底曳網漁業協同組合がまとめた越前がにの雌・セイコガニ漁(昨年十一月六日~一月十日)の漁獲実績によると、本年度の水揚げ量は一五八・七トンだった。三十八年ぶりの記録的な豊漁だった前年度に比べ三四・六トン、率で約18%下回ったが、三季連続で百五十トン超えの好漁だった。

 本年度の水揚げ量は、過去三十六年間では、前年度の一九三・三トン、二〇〇五年度の一六五・九トンに次ぐ数字。

 地区別では、越前町九一・〇トン(前年度比二○・四トン減)、坂井市三国町四七・四トン(同四・二トン減)、敦賀市一五・八トン(同八・三トン減)、小浜市四・四トン(同一・六トン減)だった。

 県内全体の漁獲高は三億三千七百九十万円で、前年度より六千七百七十万円少なかったものの、一キロ当たりの単価は、二千百二十九円で前年度を三十一円上回った。 近年は百トン前後で推移してきただけに、三季連続の好漁に県水産課では「資源管理の成果が現れてきている」と強調。

 ただ、十二、一月の水揚げ量が前年度の約六割にとどまったことについて、同課は十二月末までの雄の水揚げ量が前年度比約三割増となっていることを挙げ「セイコより単価が高い雄が豊漁で、漁師が狙いを絞って漁を行ったことが起因しているのでは」とみている。

 また、セイコの単価については、一月は前年度に比べ水揚げ量が少なかったため前年度の四割高で取引されたケースもあったが、「豊漁による雄の価格低迷に伴い、全体的に単価が大きく伸びなかった」としている。

 雄のズワイガニ漁は三月二十日まで行われる。


関連するニュース

全て見る

おすすめの宿

おすすめの宿一覧

割烹旅館 越前満月

割烹旅館 越前満月

広大な敷地にわずか9室をしつらえた木造平屋造りの宿。広々とした部屋、和の庭園、贅を尽くした露天風呂付客室がお迎えします。

光風湯圃 べにや

光風湯圃 べにや

3年の構想を経て再建された"老舗旅館"

おすすめの料理店

おすすめの料理店一覧

らでん

らでん

越前がにを極めて30年以上。県内一のかに問屋が営む日本食レストランで、越前海岸と同じ最高の鮮度と味のカニを楽しめる。

開花亭

開花亭

国指定有形文化財に選ばれた歴史ある老舗料亭。ここでしか出会えない、職人技が光る贅の限りを尽くした越前がに料理を堪能できます。

長者町 いわし屋

長者町 いわし屋

至高のゆで蟹の秘密は絶妙のゆで時間

越前がに職人

一覧

長年の経験と技術でカニの居場所探る

中野良一

詳しくはこちら

越前ガニのおすすめ料理

おすすめ料理一覧

越前カニすき

越前カニすき

4人分

ひと味違う越前がにのかにすき