「越前かに」の名付け親、知名度向上に貢献
壁下誠
トップページ > ニュース > 1997年3月 > セイコガニみそ汁、カニ丼堪能 南越前でフェスタきょうまで
第37回水仙まつり(越前海岸観光協会連合会、福井新聞社主催)の「荒波フェスタ」は21日、福井県南越前町の河野シーサイドパークで始まり、水仙と冬の海の幸を求める行楽客でにぎわった。
水仙娘3人が無料で水仙を配ると大勢の人だかりができ、地元鮮魚店などの荒波屋台村ではセイコガニが丸ごと1匹入ったみそ汁、カニ丼、焼きイカ、ホタテといった海産物、今庄名物のおろしそばなどを堪能した。
越前がにや干物など地元の特産品も販売され、重そうな買い物袋と水仙の束を両手に品定めして回る姿も。会場では4千円買い上げごとに参加できる抽選会もあり、町内旅館の宿泊券、梅ワインなどが当たる度に、にぎやかな鐘の音が響いていた。
フェスタは22日も開かれ、午前10時から午後4時まで。水仙の無料配布は午前11時、午後1時、同3時の3回。午前10時からはつきたて餅の無料配布もある。