トップページニュース > セイコ漁獲量過去最多 越前がに 全体額 最高水準 2024年12月末 福井県

セイコ漁獲量過去最多 越前がに 全体額 最高水準 2024年12月末 福井県

2025年01月08日

漁、競り・市場

水揚げされたばかりの越前がにを競り落とす仲買人ら=2024年11月8日、福井県越前町の越前漁港 今季の越前がに漁が好調だ。福井県の12月末時点のまとめによると、同月末で漁期を終えたセイコ(雌ズワイ)の漁獲量が、漁期が現在と同じになった2014年シーズン以降最多となったことが分かった。雄雌合わせた漁獲合計金額(卸値)は17億2千万円で、過去最高だった昨シーズン並みになっている。豊漁に伴い、漁獲単価は前年同期の9割程度となっている。

 全体の漁獲量は資源量の回復などから、前年同期比9%増の318.6トン。金額を漁獲量で割った1キロ当たりの単価は5393円(同9%減)だった。

 内訳を見ると、セイコの漁獲量は183.8トン(同3%増)で、14年シーズン以降最多だった昨季を上回り、過去20年で見ても06年シーズン(漁期1月10日まで)に次ぐ多さとなった。漁獲金額は4億7千万円(同12%減)、単価は2570円(14%減)。

 雄のズワイは、漁獲量134.8トン(同19%増)、漁獲金額は12億5千万円(同5%増)。単価は9242円(同12%減)だが、県水産課の担当者は「天候に恵まれて特に単価が安くなった11月の影響が大きい。12月だけで見ると、引き続き漁獲量を確保しながらも単価が上がってきている」としている。

 最上級ブランド「極(きわみ)」は前年同期に比べて6匹多い25匹。今季初の極は11月9日に越前漁港(越前町)で行われた競りで、1匹150万円の値が付いた。

 今季の福井県分のズワイガニ漁獲可能量は、資源回復が進んでいることから昨シーズン当初に比べ約2割多い541トン。今季の12月末時点の漁獲量は割当枠の約6割となっている。

 昨季は漁獲状況などに応じて途中で追加配分された70トンを加えた漁獲可能量525トンに対し、漁獲実績は443トンだった。

 11月6日に解禁された越前がにの漁期は雄のズワイが3月20日まで、ズボガニ(水ガニ)は2月19日~3月20日。


おすすめの宿

おすすめの宿一覧

割烹旅館 越前満月

割烹旅館 越前満月

広大な敷地にわずか9室をしつらえた木造平屋造りの宿。広々とした部屋、和の庭園、贅を尽くした露天風呂付客室がお迎えします。

光風湯圃 べにや

光風湯圃 べにや

3年の構想を経て再建された"老舗旅館"

おすすめの料理店

おすすめの料理店一覧

長者町 いわし屋

長者町 いわし屋

至高のゆで蟹の秘密は絶妙のゆで時間

みくに隠居処

みくに隠居処

国内最上級品質の「三国産」越前がにを使用したコース料理が日帰りで楽しめる。家族や会社の小旅行などでも気軽にご利用頂けます。

開花亭

開花亭

国指定有形文化財に選ばれた歴史ある老舗料亭。ここでしか出会えない、職人技が光る贅の限りを尽くした越前がに料理を堪能できます。

越前がに職人

一覧

「越前がには日本で一番おいしいカニ」

田村幸一郎

詳しくはこちら

越前ガニのおすすめ料理

おすすめ料理一覧

越前かにまんじゅう

越前かにまんじゅう

10人分

越前がにのうま味をぎゅっと詰め込んだ一品