長年の経験と技術でカニの居場所探る
中野良一
トップページ > ニュース > 福井県敦賀市 海の幸味わって 「真鯛」カツカレーいかが 市内旅館商品化
福井県敦賀市のブランド魚「敦賀真鯛」や「敦賀ふぐ」を養殖している「あけぼの旅館」(敦賀市手)は敦賀真鯛のカツカレーを商品化し、シェアキッチン「スタートアップベイス」(同市呉竹町2丁目)で9月14日から販売する。真鯛のうまみを凝縮した「だし」を使い、まろやかでこくがある味わいに仕上げた。
同旅館は5月からシェアキッチンを利用。同じくシェアキッチンに出店している鯖江市のカレー店「びーどろ実生庵」と「敦賀らしい新たな名物を作ろう」と思いが一致し、開発を進めてきた。
真鯛をさばいた後の「あら」から取っただしをルーに配合。ふわふわした身が特徴の真鯛のカツをトッピングした。真鯛から抽出したオイルをルーにかけると、こくが増して“味変”が楽しめる。
価格は真鯛のカルパッチョ付きで1500円。あけぼの旅館女将(おかみ)の山川麻紀さんは「真鯛の頭からしっぽまで余すことなくうまみを詰め込んだカレーで、敦賀の海産物の魅力を知ってもらえれば」と話していた。